「イェ~イ、モジャモジャ頭~」
からかった奴にキレて襲いかかっていた。
・・・アルバムを引っ張り出して写真を見てみる。
現在とは違って子供らしい栗毛の柔らかなクリクリパーマ・・・
小学生時代。
決め(られ)台詞は喧嘩になったときだけ。
「原始人みたいな頭しやがって(どんなんや)」
やはりキレて更に喧嘩がひどくなるだけ。
・・・その頃の写真を見てみる。
さすがに栗毛では無かったが、柔らかい髪質は健在だ。
中学生時代。
思春期の始まり。
写真を見ると、何故かこの頃からゴワゴワし始める。
天パをからかう人は殆どいなくなった・・・と、思ったら男性教師が
「おい!チ○毛!」
デリカシーが無いわねぇ。
まぁその頃にはからかわれて怒る事もなくなっていたので、とりあえず髪型考えるのに必死なだけ。
しかしどんな薬品も、俺の斬鉄剣の前に敢え無く砕け散っていった。
高校生時代。
俺の頂上はまさに黄金時代を迎えていた。
天然パーマどころか天空のパーマ。
マチュピチュか。
どんなに型をセットしようが、一度強い風が吹けば左右にモッシュ。
これはイカン。
そうだ、美容室とやらに助けを求めてみよう!
・・・この頃から俺の美容室探しが始まるわけだが、長くなりそうなのでここらでビバークするぜ・・・。